よくある悩み

サックスの奏法において誰もが陥るであろう悩みです。一言で答えることは出来ませんが、改善策があるということを記します。

 

 

Q: 良い音を出したい!

まず良い音の正体を知ること。リードが効率良く振動していることが大原則です。発音の仕組みを理解することで自ずと導かれます。

Q: 高い音が出ない!

高い音とは物理的にどういう状態かを知ること。それに必要なエネルギー、不要な要素を理解すること。特に高い音は、間違ったアプローチを覚えてしまった場合、考え方から改善しなければいけません。

Q: 音が伸ばせない!

単純な肺活量の問題ではないかもしれません。息の圧力をコントロールすることで、少ない息で発音することができます。

Q: オーバートーンが出来ない!

高い音のアプローチを知ると共に、音感も必要となってきます。そのうち出来るようになると言われがちなテクニックですが、長い期間取り組んでも上達が見られない場合、根本的なアプローチが間違っているかもしれません。発音の仕組みを理解することで改善が見込めます。

Q: シンリップ、ファットリップ、ダブルリップ。結局どのアンブシュアがいいの?

まずアンブシュアの物理的な役割を理解します。自分の理想のプレイ、音色に対して柔軟なアプローチを身に着けます。アンブシュアの種類は良し悪しで決めるものではありません。矯正(強制)もしません。

Q: リズム感がない!

演奏におけるリズムは、楽器の技術的なことと、頭の中のイメージとの2つに分けられます。例えば技術が不十分な状態で楽器を使ったリズムトレーニングを行っても効果は薄いです。イメージ通りに演奏する技術とイメージそのものを分けてトレーニングします。

 

 

その他質問などお気軽に。

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